住まいるSUN 太陽光発電
太陽光発電システムの多くのメーカーが金属屋根にパネルを設置する際、屋根に穴を開けネジで止める直付けが多く、雨漏りなどトラブルの原因を払拭し金属屋根の価値を持続するため、兼ねてより取り付け工法を検討してきました。 そこで太陽光パネルの取付金具に支持金具安定板(ぴったSUN)を取り付け屋根の凹凸を水平に保ち、モニター実験により確りした設置なる事を実証しました。 さらに、屋根に傾斜を付け発電効率をアップさせるブラケット(シータSUN)を開発し積雪荷重試験を経て実用新案に登録し屋根やのプロとして自信を持って施工しております。
太陽光発電導入フロー
平成14年9月5日、組合敷地内に4kw(三菱製屋根一体型)の太陽光発電システムを設置し、太陽光発電の普及とCO2削減に取り組んできました。
平成24年12月4日、板金会館屋根にモニター施工として10.485 kw(パナソニック製)の太陽光発電システムを設置した。折板屋根で傾斜がないためブラケットを使い、傾斜を付けて施工しました。
施工写真
平成14年 施工風景写真
平成24年 モニター施工風景写真
システム試作概念図
データ分析結果
~鳥取県版太陽光発電システム方位別年間発電電力量シュミレーション~
鳥取県内における住宅用太陽光発電システムの発電量が方位によってどの程度変化するのかシュミレーションを実施した。調査の結果、方位としては南面に位置した方角に設置することが年間発電量が大きく売電効果が高いことが明らかとなった。下記に方位別の発電量及びそのデータを示す。
現場写真
【板金会館屋根】 パナソニック モニター施工 丸ハゼ折板屋根 10.485kw
- 屋根が旧いためカバー広報で丸ハゼ折板屋根を葺き、太陽光パネルを取り付けた
- 通常の架台受け用のワッシャーと異なり、架台にかかる面が大きくなったことでブラケット(シータSUN)を乗せた時の安定感が予想以上に強固になった
【牛舎屋根】 パナソニック モニター施工 瓦棒立葺屋根 10kw
- 凹凸のある屋根で取付を心配したが安定板(ピッタSUN)で架台が安定し、パネルの取付がしっかりした。
【片山邸】 パナソニック モニター施工 嵌(かん)合立平屋根 3.8kw
- 新築に安定板(ピッタSUN)を使い、スムーズに太陽光パネルの取付をした。
【宝喜温泉】 パナソニック 宝喜温泉屋根 46.6kw
- 土地柄的に風の強い場所だが、安定板(ピッタSUN)を使うとで架台が安定し、水平を保ち、しっかりした取付が出来た。