ニーズに応える
確かな技術

TOTTORI SHEET METAL INDUSTRIAL UNION

令和4年度 中小企業労働環境向上事業

建築板金について

about us

建築板金とは、建築工事で金属を使う部分、例えば金属系の屋根や外壁、雨どいやダクトなどの加工・施工を行う仕事です。職人の経験と技術を活かし、一般住宅から公共施設、伝統的な神社やお寺まで、さまざまな建物を雨や風から守ります。
瓦以外の屋根の工事や、雨樋、壁に浸透した雨水を外部へ排出する水きりの設置など、お客様の大切な住宅を守り、長持ちさせる大事な仕事です。

家を守る技術

protect

唐草水切り

軒先等に取り付ける部品。葺き板が軒先からはがされることを防ぎ、屋根から流れ落ちる雨水の水切りを良くすると共に意匠的に軒先のみきりをつけるもの。

外 壁

金属系サイディング、窯業系サイディング 等

土台水切り

壁を伝ってきた雨水が壁と土台水切りの隙間に入り、大切な土台の木を濡らし腐らせてしまうのを防ぐためのもので、外壁を伝ってきた水を上手に地面へ落とすことができる

屋 根

金属屋根(折半葺、平葺、瓦棒、横葺、縦葺 等)

縦 樋

樋のうち、軒から地面までの垂直の部分。屋根に降った雨水が軒樋等を通った後に、地面の排水口へと排水する役割を果たす。

軒 樋

屋根の軒先に設置された雨樋のこと。屋根に降った雨水をスムーズに寄せ集め、地面の排水口へと排水する役割を果たす。

笠 木

住宅の「ベランダ・バルコニー・パラペット」などの水平になっている上場に取付ける材料のことを『笠木(かさぎ)』と言う。

建築板金工として働く

faq

板金工事業は建築の専門工事業で手に職をつける仕事です。

近年、想定外の自然災害がたびたび発生しています。金属屋根は、他の屋根材と比べて軽いので地震の揺れに対して強くなります。耐震性の高い軽量な金属屋根はリフォーム等で人気が上がっており、建物を守る板金工事業界では技を受け継ぐ新たな人材を求めています。
板金屋さんは夏は暑く・冬は寒い、更に技術の会得が難しいということで職人さんは他の職人さんと比べ、目指す者が大変少なく、希少な存在になっているのが現状です。建設業界の希少な技術を会得し、自分の生活が豊かになる。希少価値が高い建築板金職人の未来は明るい。チャンスだと確信しています。

全く経験が無いので不安ですが大丈夫ですか?

国家資格取得を勉強会などでサポートし、毎年9割以上の合格率で国家資格者を輩出。鳥取県の板金技術を支え若手の育成にも力を入れています。

難しい仕事ですか?

難しいです・・・。ただ難しいということは、「やりがいがある」という事と同じ意味を持ちます。1年、2年で会得できる技術は本当の技術ではありません。一生懸命仕事に向き合い、試行錯誤を繰り返しやっていくことで、自然と身につくのが本当の技術です。

女性も建築板金工を目指すことができますか?

現状、女性の建築板金工は非常にまれであり、職場は男性しかいないというところが大半です。しかし建築板金業を目指す女性が少ないというだけであり、建築板金技能士の資格に関しても、女性を拒む記述はありません。やる気さえあれば、女性でも建築板金工になることは十分可能です。人手不足が深刻な建築板金業界では、男女問わず働き手が欲しいと考えています。

1日の流れ

flow

建築板金工のとある1日の流れをご紹介します。

8:00出社

朝礼・作業準備8:15

8:30作業開始

休憩〜作業再開10:00

12:00昼休憩

作業再開13:00

15:00休憩〜作業再開

作業終了〜片付け16:30

16:45終礼

退社17:00